今回の記事では、BIGBANGとか2PMとかが流行ってたころと、
今の流行ってるKPOPメンズアイドル達のトレンドが違いすぎてビビったみたいな話と、
BIGBANGのときはどちらかと言うと30代40代ぐらいの世代に流行ってたけど、
今ではすっかり10代20代に定着してるけど、なんで？
といったあたりも考察していきます。
それでは前置きはこの辺にしといてさっそく話に入っていきます。
ビッグバンや2PMといったころの流行り
そもそも、自分はしばらくKPOPメンズアイドルのイメージが、BIGBANGや2PMの辺りで止まってました。
KPOP自体全然追ってなかったんだよね。
だから最近のKPOPメンズアイドルをみたら、雰囲気が違い過ぎてビビったのだけれども。
BIGBANGや2PMのころは、大きな特徴としては、
ビジュアルは個性派という面が強くて、
筋肉ムキムキで体がガッシリしてるというのがありました。
で、この時代は日本の中でのアイドルの好みとして
「KPOPメンズアイドルVSジャニーズ」
という構図がまだあったわけですね。
ジャニーズ…中性的でナヨい系王道イケメン
なのに対して
KPOP…かなり個性派の見た目で、韓国は徴兵もあるし身体が鍛えられてて漢らしい
という感じで、魅力のタイプがかなり分かれてたわけです。
だから、ジャニーズが好きかKPOPが好きかでめっちゃ人々の好みも分かれてたわけですね。
この時代は10代20代はジャニーズ好きが多いし、
BIGBANGや2PMを好きなのは30代40代の方が割合が大きかった印象があります。
ナヨいのがトレンドの若い世代には、BIGBANGや2PMがそんなに刺さらなくて、
よくわからないKPOPをわざわざ聞こうともそんなにならなかった。
一方で、30代40代世代は、もっと昔、2002年ごろの話になるけど
「冬のソナタ」でヨン様が大ブームを起こしたときに韓国のドラマをよく見てて、韓国文化にちょっと馴染みがあったこともあり、BIGBANGや2PMにハマる割合が多かったのかなと考えます。
実際、BIGBANGとかは俺の母親とかはめっちゃハマってたけど
俺はそんなに興味持てなかった記憶がある。
また、10代20代と比較して、30代40代の人がKPOPを見るときの特徴として挙げられるのは
「日本と韓国の政治的な部分も考えつつ見る」というのがあります。
10代20代はKPOPを〝ただただ楽しむ〟だけだけど、
30代40代は政治的話題が絡むことが多いんだよね。
つまりは、30代40代の人はKPOP好きであることを話すと、
話す相手を間違えた場合、「なんで韓国の文化なんか好きなの？」
みたいな話になっちゃうこともあって、ちょっと肩身が狭かったと。
それもあって、今の10代20代の間で爆発的にKPOPが流行ってるのと比べると、
やっぱこの時の流行りは3段階くらい弱かったかなという感じがします。
いつのまにか明確に変わってるトレンド
ところが。BTS辺りから路線が明確に変わってました。
ガッシリとした漢らしい感じよりかも、
「日本の少女漫画の主人公を擬人化しました」みたいな路線に変わってたんですよね。
もちろん、相変わらず韓国は徴兵もあるし
ガリガリというわけではなくて、脱いだらしっかり鍛えられてるんだろうけど
とはいえ2PMのゴリマッチョ具合とは明らかに路線が違うよね。
ナヨい・・・とまで言うと言い過ぎだとは思うけど、
確実にスラっとした方向性を目指してるのは間違いないです。とにかくスタイルの良さが重視されている。
（韓国に身長高い人が多いのはこれはベルクマンの法則のせいかな？
ベルクマンの法則っていうのは簡単に言うと「動物は寒いほど身体がデカくなる」ってやつです。理由は割愛。
韓国は大陸から直接風が吹くから日本より寒いからね。日本は対馬海流の上とか通ってから風が吹いてくるから若干暖かい。）
（一体、韓国の中でなんでトレンドが頼りがいある漢らしい系から、美しい芸術系に変わったのかは正直わからないです。
正直かなり気になってるので「これじゃないかな」というのが思い当たる人がいたらDMで教えてください。
いま書いてて思ったのは、韓国人男性が男らしさに疲れて、男らしさの規範から降りたいという風潮が強まった結果、見た目が日本の少女漫画の男主人公よりになったのかなと。（見た目の話ね。少女漫画の主人公は中身は頼りがいあって男らしいからね。）
韓国は男尊女卑がゴリ強かったわけだけど、その対価として
「男が常に全奢りしなきゃいけない・ドア全部あげてあげたりカバン一日中持ってあげたりして細部までエスコートしきらなければいけない・男らしさを常に発揮し続けないと人間じゃない」みたいな空気も強くて、
とはいえじゃあ男全員が全員これを苦労なくできるとも思えず。
そうやって「男らしくあるの、もう疲れたよ」みたいな空気が強まって、
「男らしさの土俵から降りたい」という風潮が生まれて、
こういう「美しい系」に見た目のトレンドが移行したのかなと思ったり。
だだ、KPOPメンズアイドルって男性ファンより女性ファンの方が多いわけだから、やっぱ説として微妙だなーと思うわけ。
謎は深まるばかりなので「これが要因じゃないかな」というのが分かる人いたら教えてください。
ちなみに男尊女卑の、女性側のカウンターとして発生したムーブメントが「ガールクラッシュ」だね。
ガールクラッシュについてはなんか前にツイートした気がするから引用しときます。
ぜんぜんフォロワーに刺さんなかったけど。）
となると「ガールクラッシュ」と「媚びの可愛さ」の対立で考えて、
そのアウフヘーベンで「可愛いのにカリスマ」という新しい軸でIZ*ONEがヒットした説あって、これならたしかに矛盾はないし有力だなあただもう一つ違和感なのが
IZ*ONEよりITZYのほうが↓— 鶴山英樹🌙ミスターコン (@mr04todai2020) June 3, 2021
KPOPアイドルのめっちゃハードな食事管理でのダイエットとかダンスの練習とかは、韓国のお受験戦争の国民性と繋がってるかなという感じはあるのだけれども
このお受験戦争を筆頭に国民は全体的に“競争”そのものに疲弊してる説
BLACKPINKで「強く生きていこう！」というメッセージ自体はウケたけど↓
— 鶴山英樹🌙ミスターコン (@mr04todai2020) June 3, 2021
「強く生きていこう」というスタンスも大衆は捨てがたいし
そこで生まれたのがITZYなのではないかという話大衆の「強く生きたい」「けどそこまでストイックになれない…」というわがままなインサイトがあり↓
— 鶴山英樹🌙ミスターコン (@mr04todai2020) June 3, 2021
めっちゃストイックで強いITZYに自分を重ねつつも、ただITZYは「競争とか抜きに私は私。それだけで尊い」って歌うので心地よくてこれが今のトレンドという説
— 鶴山英樹🌙ミスターコン (@mr04todai2020) June 3, 2021
どれだっけな・・・BLACKPINKのインタビューで「メンバーの中で誰が一番可愛いと思う？」という質問に対して、
メンバー全員がそれぞれ自分のこと指さして、皆で爆笑して、
「だからこそBLACK PINKなんだよ！」って言うやつあったはずなんだけど、
探しても見つからないや。「これのことね」ってわかる人いたら教えてください。
こういうBLACKPINKのスタンスと、
こっちのITZYのスタンスの違いを比べると
誰がなんと言おうと私は私
私はただ私でありたい
あえて何かになる必要なんかない
私はただ私であるときが完璧だから（WANNABEの歌詞）
同じガールクラッシュの中でも、実は明確にスタンスが違うのがわかるよね。
脱線したので話を戻します。
ということで、BIGBANGや2PMのころは
「ガタイが良くて男らしさが魅力なKPOP」
VS
「ナヨい感じの王道イケメンのジャニーズ」
という感じで、
若い世代はジャニーズに流れがちだったわけだけど、
今のKPOP的には
「少女漫画の主人公を擬人化したみたいな感じの美しい系」
VS
「王道イケメンのジャニーズ」
という構図になっていて、
昔だったらジャニーズにハマっていたであろう層が
かなりKPOPのほうに流れていて、
相当KPOPの勢いが強くなってるなというのを感じます。
時代の流れってすごいことだわ。
というわけで、一通り話が終わったところで
ここで突然の俺のカミングアウトが入ります。
マジで今まで全然知らなかった人ばかりだと思うんだけど、
実は自分は韓国の血が入ってるんですよね。
と言うと、出てくる疑問は
「ハーフ？それともクオーター？」という疑問だと思うけど、
純なんですよ。これが。
100%血が韓国。
このこと、今まで全然言ってなかったんですよね。
知ってるのって本当に自分の家族レベルぐらい。
高校同期とかだって当たり前に全員知らないし、
大学1年2年の同じクラスだった皆もこの記事読むまで全員知らない事実。
マブダチ金子ですら最近まで知らなかったという。
（金子とは長年あまりにもよく話しすぎてるので、俺の秘密のデカさを表現するときに時々「あの金子ですら知らない」という表現が使われます。）
ということで、今までマジで全然言ってなかったことなんだけど、
さすがに最近あまりにもKPOPの流れが強すぎるから、2021に入ったあたりからちらほらカミングアウトしはじめた事実でした。
みんなこれからもよろしくね。
おしまい。
（例のごとく感想DMは待ってます。）
