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キャバラウンジ(特にキャバ)でやたら「おいブス!」を連呼する小汚い男性たちの心理や心の闇を言語化して暴いてみます。

キャバラウンジによく行く人の中でやたらと「おいブス!」系の言葉を連呼するタイプいますよね。

これを「女に対するコンプがある」とか浅く触れられているのはよく見ますが

もっと深くまで考えてみた人がいないのでここで考えてみます。

お手軽に女の上に立とうとする

「おい、ブス!」などと言うロジックは最初に完結に結論だけ言ってしまうと

「お手軽に女の上に立とうとしているから」になります。

 

例えば、誰かが仕事で上手くいったときに

「あ~〇〇くんね。最近頑張ってるよね~」といったことを言っている人がいると、何となく上にいる感出ませんか?

 

あれと同じ感じで、「上に立っている風発言」をすることで

女の上に立とうとしているのです。

 

地道に性的魅力を磨くいろいろな過程をすっ飛ばして

お手軽に女の上に立とうとしてるから「おいブス!」といったような言葉を何度も発するようになるのです。

これだけだとイマイチ分かりにくいと思うので詳しく考えてみましょう。

今まで上手くいかなかったことによる歪みを解消しようとする

女の人が今までの人生で自分が思うような反応を取ってくれなかったり、

なんなら「キモい…」と言われたり、言葉にされなくてもそんな感じの態度をとられたりして惨めだった経験があると、

中にはそういった歪みを解消しなければという気持ちから、上に立とうと思い始める男も現れます。

 

てかなんでそもそも女性と上手くいかなかったことによる歪みを解消しなければいけないのか?ほっといたらいけないのか?という部分も考えてみましょう。

 

言うまでもないことではありますが、必死になって歪みを解消したがる理由を改めて書いておくと

我々人間にとって「まともに異性と関わりたい」というのは切実な問題だからです。

 

字が汚いとか、ドッジボールが下手とかそういった悩みとは次元が違うのです。

もちろん中には少数派として「いや別に異性との関わりなくてもいいかな…」という人も存在するとは思いますが、圧倒的少数派であることは間違いないでしょう。

大多数の人間にとって異性と関わることが深刻な問題であるだからこそ、

女との関わりが上手くいかなかった人間は

靴の先に小型監視カメラを忍び込ませて盗撮したり、
メルカリで女性の着た服を中古で購入したり、
Twitterで唾液付きマスクを買ったりするのです。

なんでも警察庁の統計によると、毎日盗撮で15人くらいも捕まっているらしいです。

毎日毎日。私たちがなんとなくすごした直近1週間だけで100人くらい捕まっている計算です。

捕まった人数だけでこれだけいるのだから、やっているけどバレていない人間はもっといるということ。

また盗撮を実行に移してはいないものの、1歩間違えば盗撮に手を伸ばしてもおかしくないというぐらいヤバイやつはその10倍~20倍ぐらいはいるだろうということです。

そして、盗撮のためだけに新宿駅や渋谷駅などを3時間や半日もウロウロウロウロし続ける。
移動の片手間にやるとかじゃなくて、盗撮したくてしたくて仕方がなくてひたすら駅をウロウロし続ける。

言葉は悪いですけど

これを病気と言わずしてなんという?

 

Twitter上で存在する唾液つきマスクを欲しがるやりとりとかもマジで病気です。

 

字が汚いとか、ドッジボールが下手とかの悩みでここまで病的な行動に出る人間なんて聞いたことがない。

別にいまさら言うべきことでもない当たり前のことだとは思いますが、こうやって考えてみるとそれだけ「異性と関わりたい」ということがほとんどの人にとって深刻な問題であるということはもう否定しようがない事実でしょう。

 

なるべく上にワープしたい

また、今まで上手くいかなかった分、なるべく一発で上にワープしたいという気持ちがあります。

 

そのときにやっぱりわかりやすい指標として「その女の子がどれだけお金を使われているか」が出てきます。

使われた金額=その女性の価値かどうかはめちゃくちゃ諸説あると思うので(なんなら俺は違うと思う)

本当に使われた金額がその女性の価値なのか?についてはここでは深掘りしませんが

超わかりやすい指標なのは間違いないでしょう。

 

だから彼らにとって「キャバラウンジで使われてる金額が高い女性達」は「レベルが高い女性たちだ」という認識が成り立つわけですから

「こいつらに勝てばその他大勢すっ飛ばして一気に俺は上のレベルにワープできるぞ!今までのツラかった経験ぜんぶチャラだぜ!」という気持ちもあります。だからここに勝ちたいのです。

いざ!上に立つ…!

さて、今まで虐げられてきた分、「今から取り返してやるぞ!」という気持ちで

彼らが一生懸命、汗水垂らして自分磨きにいそしむ戦いの日々が始まります。

 

(BGM:栄光の架け橋)

 

腹筋、ランニング、ダイエット、

脱毛、整形…(書くとキリがないので省略…)

そして別人のようにかっこよくなり…

 

 

 

 

 

 

 

な、わけもなく。

彼らは地道に性的魅力を高めるという選択を取らず

(もしくは遺伝子的に限界があるのかもしれませんが…だとしたら酷な話ではありますが…)

 

「マウントをとって上にたつ(たったつもりになる)」という方法でお手軽にワープしようとします。

 

しかし。ここで

「そもそも因果関係が逆なのだからワープなんて上手くいくはずもない」

という致命的な落とし穴があります。しかしこの落とし穴に気づいていません。

 

だから「この人なんでこんな暴言ばっか言うんだろ…てか鏡見たことないのかな…」というバケモノが誕生してしまうのです。

 

因果関係をすっとばすとパチモンになる

例えば、誰かが仕事で上手くいったときに

「あ~〇〇くんね。最近頑張ってるよね~」といったことを言っている人がいると、何となく上にいる感出ませんか?

 

しかし。全ては因果関係です。

こういったムーブが成立するためには、それに伴う実力が必要となります。

実績しょぼい人間が「○○くん頑張ってるよね~」と言うと「マジお前誰やねん」って感じですけど、

仕事の先輩で実際金額の数字も何倍もあり、昔からお世話になってるような人が

「あ~○○くんね。最近頑張ってるよね。」と言うのは極めて妥当な流れですよね。

 

だから、こういったことをするにはそれに伴うだけの実力、中身が必要なのです。

中身がないとダメなのです。極端な話、自分が孫正義氏に対して

「あー孫ちゃんね。なんか今年いい感じで最近頑張ってるよね。」と言ったところで

その瞬間、俺が孫正義氏より偉大な経営者になるのか?なるわけがないのです。

 

物事のすべては因果関係です。因果関係をすっ飛ばして表層だけでなぞったところでパチモンにしかなりません。

新宿が生活圏の人間が
いつの間にか新宿が生活の一部の空間になって髪ボサボサダル着のドンペンサンダルで新宿を歩くようになったとして、

じゃあ新宿に初めてくる人が同じく見た目だけ真似してダル着で来たところで、いきなり新宿の土地勘がインストールされるわけもないし、初めての土地だから傍から見てもキョドッてるだろうし、表層だけ真似しても同じにはなれないのです。

 

すべては因果関係です。「新宿に慣れる→だからダル着になる」のであって

いきなり「ダル着してみる」とうわっつらだけ真似てもパチモンにしかなりません。

 

コンビニでレジで商品を買って袋つけなかったら商品にシール貼ってくれますけど、

じゃあ買ってない商品にシールを貼ったらその瞬間商品を買ったことになるのか?ならないですよね。

 

目の前の女の子に「ブス!ブスブス!」って言えばじゃあそれだけで自分がその子より魅力的で上に立つ男になるのか?
いきなりかっこよくなって泉のように魅力が湧き出てくるのか?

魅力が湧き出てくる…!!

 

ならないですよね。考えてみれば当たり前です。

 

補足:上に立つムーブを客だから遠慮なくできる

また、強引に上に立とうとするムーブはただの知り合いの女性にやったところで「なんなのこいつ」と思われて距離を置かれて終わりです。

ただ、店に行けば「俺金払ってるんだから」「客だから俺」という形になるので遠慮のストッパーを外せるし、
また向こうもサービス・我慢料としてストレス発散にギリ付き合ってくれますから思う存分「おいブス!」とか言えるわけです。

 

補足②:認知的不協和の限界

人間の脳は認知的不協和を起こすことがあるので因果関係が逆転することはたしかにあります。だから「この人めっちゃ上から目線で言ってくる…」「ってことはそれだけスゴい人なのかも…!?」と脳が錯覚することもあるにはあるので、

40点の人間が認知的不協和を上手く使うことで60点くらいのパフォーマンスが出てワークする場面もあるかもしれません。

ただ認知的不協和は発動しない場合もあって、それは

  1. 相手がノリや感情ではなく冷静に判断できる頭を持っている場合
  2. 認知的不協和起こすにしても実態と錯覚の間にあまりにもギャップがありすぎる場合

 

の2パターンです。今回の話だと基本的に②に引っかかるので「ブス!ブスブス!」言うのがワークすることはまずないでしょう。

 

 

いつまでも鬱憤がたまる日々

「この方法で俺は上にワープできるに違いない!今までの納得いかなかった日々ぜんぶチャラだぜ!」と信じて立ち向かうのに、

中身が伴っていないのだから思ったような反応をしてくれない。全然心を掴めないじゃないか!というところで

「おかしい。俺の計画によるとマウントを取ることで上に立てるはずなのに、なんで上手くいかないんだよ!」とイライライライラしつづけるわけです。

 

リアル謎解きゲームの合言葉に

謎解きに成功しなかったときの悔しさは、また別の謎解きに挑戦してクリアすることでしか晴らせない──

という言葉があります。

(謎解きゲーム。いろいろあるけどやったことある人いますか?今後誰かやりましょう。)

 

 

同じように、きっと「女性が思うような反応をしてくれなかったんだけど…!」というイライラも

女性が自分の思ったように反応してくれることでしか解消できないのでしょう。

(ここでもやっぱり「字が汚い」とか「ドッジボールが下手」とかの悩みとは深刻さのレベルが違うというのが関係してきていますね。)

 

もう一回いく→しかしそもそも上手くいくはずない方法なのだから相手が思うように反応しない→イライラする→もう一回行く→上手くいかなくてイライラする

と、精神がすり減り続け、そしてますます攻撃的になり、上手くいくはずもない方法なのだからやはり上手くいかず、精神がすり減り、ますます攻撃的になり…

という死ぬまで抜け出せない地獄のようなループがここで完成します。

 

まとめ

というわけでここまで「おいブス!」とやたら連呼するタイプの人間について深掘って考察してみました。

冒頭にも書きましたが、「ああいう人はコンプをこじらせている」とか軽く触れられることはあっても

もっと深ぼって言語化しているのは今まで見たことないです。

 

もし友達で仕事中「ブス!」とか言われて悲しんでいる友達がいたら

このページの内容をそのまま語って「こういう理由で言ってるのだから気にしなくていい」ということを伝えてみてください。

 

終わり!

 

DMで気軽になんか感想くれると嬉しいです。