昔から自分の友達の人は知っていると思いますが
以前三毛猫のモカちゃんを
大切に育てていました。
自己満メモではありますが
思い出話としてモカちゃんのことを
綴っていこうかと思います。
真冬の寒さの中の出会い
モカちゃんなのですが
どうして家で育てることになったかと言うと
きっかけは大学からのいつもの帰り道
最寄り駅のサミットの近くの駐車場で見つけたのです。
(当時井の頭線の西永福に住んでいました。)
その時の写真
今見てもかわいそう…
真冬の寒さの中うずくまって
凍えそうになっていました。
ちらっと見かけて最初は
「寒くてかわいそう…」と思いつつも
「と言っても猫の育て方なんて全くわからないしな。
ご飯もトイレもなんにも家にないし
いきなり猫を家に連れて帰るなんて無茶な話だ。」
と思って無視して家に向かいました。
当時自分が住んでいたアパートの階段を上って
そのまま部屋に入ろうと思ったのですが
どうしても先ほど見た三毛猫ちゃんのことが
頭をよぎります。
「この寒さ、人間だって外で寝ていたら
凍死してしまうぐらいの寒さだ…
あの猫ちゃん動く元気もなさそうだし
もし俺がここで助けてあげなければ
今日の夜で死んでしまうかもしれない…」
そう思うとどうしても見過ごすことができず
結局7分ほど歩いて家まで帰ってきた道を
また逆走してサミット近くの駐車場に戻りました。
寒くてもうぐったりしてるぐらいだったので
変わらず三毛猫ちゃんはその場から動かずに
うずくまっていました。
野良猫の捕まえ方なんて全くわからなかったのですが
自分が着ていた上着を脱いで
三毛猫ちゃんを上着でくるんだら
無事連れて帰ることに成功。
普通、野良猫って人間が近づくと
逃げると思うのですけれども
全然逃げなかったので
動く元気もなかったのでしょう。
その後は急いで猫に詳しい友達に電話をかけて
どんなご飯・トイレ・水入れを用意すればいいかや
病院に行ってどんな処置をすればいいかというのを聞いて
その日にチャリで方南町のドンキまで走っていろいろ買いにいったり
次の日にすぐ動物病院に行ったりして
急いで全部やりました。
獣医さんに聞いたところ、拾った時点で
「この子は多分9歳から10歳ぐらいはいってますね。」
とのこと。
これがきっかけとなって
自分と
三毛猫ちゃんとの生活が始まったのです。
最初はずっとベッドの下に隠れて出てきませんでしたが
たまに様子は見つつもネコちゃんの気が向くまで待っていたら
数日間かけて徐々に出てくるようになってきました。
名前の由来なのですが、
眺めながら色的に
「ココアちゃん?」
「コーヒーちゃん?」
「ドトールちゃん?」
とか色々考えていたら
「モカちゃん!」
というめちゃくちゃしっくりくる名前が思い浮かんだので
モカちゃんに決めました。
だんだんと普通に部屋の中をうろちょろするようになりはじめ
ベッドでのんびり寝るようにもなり
ついには膝の上で寝るように。
可愛すぎる。
パソコンの上に居座って邪魔したりとか
最初のほうはうんちミスったりとか
そういうのもありつつアパートで平和に過ごしていました。
家に遊びにきた友達みんなにも可愛がられ
途中から布団の中に入って腕で寝るのが定位置になります。
可愛すぎる。
ちょうどモカちゃんを拾ってから1年ほど経ったあたりで
今度は中野駅のアパートに引っ越します。
(アクセスの良さと家賃とのギリギリの兼ね合いで中野にした。
慎重派の自分は
『家賃は月収(額面)の10%以下ルール』
を敷いていたので
中野のユニットバスの6万のアパートにした。
18平米だったと思う。
マンションだと8万くらいからじゃないと住めなかった。)
中野はとても思い出深く今でもめっちゃ好きな街です。
よくランニングしてたから中野駅半径1キロの道は
誇張抜きに裏路地や小道までぜんぶ通ったと思う。
家の窓からの景色。中野のタワマンが見えるから
「うおおお!(予算月収の10%以下で)タワマンに住みてえ!
頑張らなきゃ!」
とこの頃は毎日思ってた。
「ペット飼うなら写真提出してくださいね~」
と言われて提出したモカちゃんの写真。
可愛すぎる。
この写真だとよくわかるんだけど
モカちゃんは耳が先端まで毛が生えてて
トガッてるんですよね。
これは「リンクスティップ」と言うらしくて
野生のヤマネコの血が強いネコだとあるらしい。
モカちゃんは野生寄りらしい笑
かわいい笑
この無愛想な感じのおめめが可愛いんだよね~
異様に目がキレイな子だった。
仕事中も膝に乗ってかまちょしてくる。
なんとも言えない背中wwww
当然だがこのころはもう完全に慣れきってて
ぐうたらしまくっている。
やっぱり定位置はここ。
ペットカメラを覗き込むモカちゃんwww
モカちゃんはチュールよりカツオのほうが好きだった。
てかカツオ大好きだった。
通販でなにか買ったらかならずモカちゃんと写真撮ってた笑
床で寝る大学生3人とベッドで寝るモカちゃん
おもろすぎるやろwwww
そこからまた1年ほど経ち
仕事が伸びて新宿へ引っ越し。
モカちゃんと一緒に過ごした思い出の中野の部屋
モカちゃん、新しい家は床暖があるぞ!
カメラの画質が良くなっている笑
こうして振り返ってみて改めて実感したけど、
モカちゃんって本当に自分が仕事がんばり始めてから
頑張ってもぜんぜん伸びない時期とか
ちょっと伸び始めていい感じの時期とか
そこから先さらに伸びるまでの時期とか
その期間ずっとそばにいてくれたネコちゃんなんだなあ。
いやほんとに、ツラかったとき大変だったとき
いつもモカちゃんはそばにいてくれたから頑張れたんだよなあ。
ここからまたしばらく月日が流れて
モカちゃんは体調を崩してから
2ヶ月ほどの闘病生活ののち
天国に旅立ちました。
関係あるかはわからないけど
そのあと大変なことたくさんあったし
やっぱり2017年~2020年ごろくらいまでにかけては
モカちゃんが自分のこと支えてくれてたのかなあとしか思えないのです。
モカちゃんには今でもずっと感謝の気持ちが止まりません。
モカちゃんは推定14~15歳で旅立ちました。
こうやって書いてて今でも悲しいし
たまに夢の中にもとてつもないリアリティで登場するし
悲しいのはとても悲しいけど
良いところに目を向けると
真冬、いつもの帰り道でモカちゃんを見かけた日
一度はそのまま家に帰りかけたけど、
やっぱり引き返して保護してあげて
本当によかったなあと思います。
大好きだった愛猫、モカちゃんの話でした。
いまお家にネコちゃんがいる人も、
みんな幸せにしてあげてね。